44歳で妊娠した話

44歳で自然妊娠、2018年に45歳で出産しました。

避難しなかった話

台風19号、あちこちで大きな被害が起こってしまいました。
1日も早い復旧を祈っています。

東京西部の我が家は、台風が直撃するかもしれないエリアだったので、ニュースの台風情報を見て、ドキドキしながら過ごしました。
市からの災害情報メールでは、台風当日は自主避難所が開設されたという知らせが来て、
避難準備情報(警戒レベル3、高齢者等は避難を開始)が出て、
災害発生情報(警戒レベル5)が出て、
でも幸いに川の氾濫はなく、風の被害もなく、台風は過ぎ去ってくれました。
最寄り駅周辺は、今までもゲリラ豪雨などで水没することがあり、今回も冠水しましたが、我が家周辺は被害は出ませんでした。

 

さて。
「警戒レベル5」は災害が既に発生している状況です。避難できる人は避難、できない場合は命を守るため最善の策を、というレベル。
高齢者とともに小さな子がいる家庭はレベル3の段階で避難した方がいい、と言われていますが。。。我が家は避難しませんでした。

・川から離れているし、ここに住んで以来一度もその川の氾濫はない
・その川は堤防ではなく自然の低い場所を流れているので、堤防決壊→急な浸水は起こりにくいと思う
・経験したことのあるゲリラ豪雨よりも雨が弱かった
・我が家が鉄筋造で風に強いので、2階への垂直避難で充分と予想

。。。こんな感じで。

 

でも、被災地の映像を見ていたら、避難した方が良かったのかも、という気がしてきました。
もし、万が一、周囲一帯が水没したとしたら、2階に避難している私達は孤立してしまい、自衛隊がボートやヘリコプターで救助に来てくれないと家から出られないのです。ご近所がみんな同じように2階に垂直避難していたら、1件1件を回る自衛隊の方々の手間は大変なものです。

だったら、避難所に行った方がいいのかも。

 


災害が起こるたびにニュースを見て
「避難指示が出たら避難すればいいじゃん、なんでしないんだろ?」
と思ったりしていたけれど、いざ自分の街も避難指示になってみたら
「いや川のそばは危ないけどうちは大丈夫でしょ」
と避難しませんでした。そういうことなのね。。。
家の場所や周辺の状況、雨や風の強さ。いろんなことを考えて、最終的には個々が判断することです。

でも、被災した方々だって「うちは大丈夫」「今までだって何も起こらなかったし」と思ってたのに被災したわけです。うちは安全、とばかり思ってはいけないなぁ。。。