44歳で妊娠した話

44歳で自然妊娠、2018年に45歳で出産しました。

1歳になりました。

1年前、三太郎は吸引分娩で産まれてきてすぐに保育器に入り、哺乳瓶を咥えては酸欠でチアノーゼを起こして顔が赤黒くなっていました。保育器の中の小さな子を見ながら、こんな小さくてちゃんと育つだろうか?家に連れて帰ってちゃんとお世話できるだろうか?と心配になるほどでした。
が、それから1年、すくすくと育って、離乳食をモリモリ食べて、ハイハイで移動して部屋を散らかしまくる普通に元気な子になりました。

 

45歳での出産。
一姫も二太郎もそこそこ大きくなり、子どもだけでお留守番もできるようになって、育児ベッタリの生活は終わったな、なんて思ってた頃の妊娠判明でした。
もう一度赤ん坊との生活がやってくる。
それはちょっと複雑な気持ちでした。無事に出産できるか、子どもは五体満足で健康に産まれれるか、産まれた後のお世話を45歳の自分ができるか。。。

でも、我が家にやってきてくれるのには、きっと意味があってのこと。私や夫にとっても、上の子たちにとっても。
若いママパパと同じようにはできなくても、我が家なりの子育てで、子ども達が充実した生活を送ってくれれば、という気持ちで出産に臨みました。

 

一姫は保育士志望の赤ちゃん大好きっ子なので、それはもう張り切って三太郎の遊び相手をしてくれます。
二太郎は、弟ができてはじめて末っ子からお世話をする側に回ることになりました。少し赤ちゃん返り的な行動もあるけれど、弟を可愛がってくれます。
私は、赤ん坊の無垢な可愛さ、ただいるだけでいい、という命の尊さをあらためて感じています。
這えば立て、立てば歩め。。。で子どもには次々といろんな期待をしてしまうけれど、五体満足で産まれるだけで奇跡で、元気でニコニコと機嫌よく過ごしてくれるなんて、素晴らしいことなのです。

子どもが学校や習い事に行く年齢になると、成績に一言ふたこと言いたくなったり、もっと頑張れるはずとプレッシャーをかけてしまいそうになるけれど(^^;、そこにいるだけでいい、という基本の基本を三太郎が思い出させてくれます。

 

元気に育ってくれてありがとう。

 

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(お腹で寄りかかりながら、立てるようになりました)