44歳で妊娠した話

44歳で自然妊娠、2018年に45歳で出産しました。

中学受験2・公立か私立か

東京都下在住の我が家。公立(都立)と私立の選択肢があります。
子ども3人の我が家としては、できれば学費が格段に安くて済む都立の中高一貫校を第一志望と考えていました。

が。
都立中高一貫校の入試は、私立とは違う「適性検査」というもので、記述式問題、自分の考えを文章で表現するような問題です。

※これは、公立校という事情があるため。
皆のための義務教育、「公」教育の場で、学力試験で選抜するのはよろしくない、ということで、都立中で「学力」試験は行なえないのです。でも定員があるので、誰でもOKとはいかない。ということで、「学校に合う子を選ぶ」みたな建前で「適性検査」なるものを行うのです。
これは私立の学力試験とは違い、自分の考えなどを作文にまとめるものです。国算理社の4教科に分かれているのではなく、教科横断的に小学校の学習内容を踏まえて自分の考えを文章で説明する、というもの。小学校の範囲の知識に加えて、文章で表現する力が必要。

我が家の二太郎は作文が大の苦手。小5から塾に通い始め、作文を重点的に指導してもらったけれど、どうにも書けるようにならず、これはもう作文は諦めて、私立の学力試験を受けることにしよう、と決めたのが小6のはじめ。

正直、世の中の中学受験事情から見るとはるかに遅い決断かもしれません。都心の中学受験過熱エリアでは、小3の冬から塾に通うのが当たり前、そこでいいクラスに入るためには小1から通う。。。なんてことも言われていますから。
でも、私は小学校時代をそんな風に過ごしてほしくはありませんでした。夕暮れまで公園で遊び、その後ちょっと塾に行くくらいでいいんじゃないか、今ギリギリまで詰め込んで頑張ったら入学後に燃え尽きるんじゃないか、遅いスタートでもいいから、その実力で行けるところで充分じゃないかと思ったのです。