44歳で妊娠した話

44歳で自然妊娠、2018年に45歳で出産しました。

SHELLYさん

たまたまNHKを見てたら「ノーナレ」にSHELLYさんが出ていました。
バラエティ番組などで人気のSHELLYさん、最近は性差別や性暴力の問題、子どもへの性教育などについて発言なさる機会が増えています。
「なんで結婚した途端女性タレントは『得意料理は?』とか聞かれるの?バラエティ番組で料理作らされるの?」
みたいなことを『ヒルナンデス』で言ってたのを覚えてます。で、「SHELLYキレてる~」みたいにバラエティ的に流されてました。

でも、世界はダイバーシティ、誰もが誰もを尊重する世界になろうとしている中、日本はその流れについていけてないし、なんなら逆行してないか?と私は危惧しています。
ネット上にも街なかにも胸を強調された少女のアニメイラストが氾濫していて、youtube眺めてればそういう広告が勝手に映し出されて、テレビの中では女性はお飾りだったり性的消費物だったり。。。
女性も男性も、どちらでもない人も、一人の人間であり、人権があり、その人の意思は尊重されるべき。そんな当たり前のことを子供たちはちゃんと学んでいるだろうか?この国で学べているだろうか?不安です。

娘と進学先の話をしていた時に
「電車通学はしたくないから、自転車とかで通えるところがいい」
と言っていて、理由を聞いたら
「だってJKと電車と言えば痴漢じゃん。痴漢イヤだから電車イヤ」
との答えでした。
ショックでした。
混雑した電車には痴漢が出る。それが当たり前と子どもが思ってしまう国。

娘には自分を守る術を教えていきたいと思うのと同時に、性犯罪の主な加害者である男性側にも伝えなくちゃいけないことがたくさんあるなぁと思っています。性教育というより、人権教育なのかも。

 

最後に、少し前に話題になった動画。男の子にこそ見ておいてほしいです。

 


Tea and Consent

 

ざっくり訳すると。。。

「紅茶はいかが?」と勧めて、「飲みます」と言われたら、紅茶を淹れてあげましょう。
「う~ん」と言われたら、淹れてあげてもいいけど無理やり飲ませてはいけません。
せっかく淹れても相手が口を付けないかもしれません。それでも、怒ったりしてはいけません。
もし意識がなかったら(unconscious)、紅茶を淹れてはいけません。
意識がない人に「紅茶はいかが?」と聞いてもいけません。意識がないんだから。
意識が戻ったときに「飲みます」と言っても、また意識を失ったら無理に飲ませてはいけません。
ある土曜日に「飲みます」と言っても、いつでも飲みたいわけではありません。
先週「飲みたい」って言ったからって、別の日に家まで押しかけて「飲みたいって言ったじゃん」と飲ませてはいけません。

紅茶も性行為も同じです。「同意」がすべてなのです。